kabechorokunのブログ

脳神経内科医が、お金の面から老後問題を語ります

老老介護6割の時代になって 「家族信託」という新しい「隠居」②

前回ご紹介したこの本についての続きです。 認知症の親の介護に困らない「家族信託」の本 資産凍結、その前にしておくべきお金の対策 作者:杉谷 範子 発売日: 2018/07/14 メディア: 単行本(ソフトカバー) 楽天Kobo電子書籍ストア: 認知症の親の介護に困ら…

老老介護6割の時代になって 「家族信託」という新しい「隠居」①

1 老々介護6割の時代になって https://www.asahi.com/articles/ASN7L3V1QN7KUTFL00N.html 厚労省が17日に発表した2019年の国民生活基礎調査では、介護する側とされる側がともに高齢化する「老老介護」が広がり、家族間で介護する世帯の6割に迫っていること…

老後に備えて 一介の脳神経内科医のつぶやき

私は、地方のとある病院で脳神経内科医をしています。 高齢化が進んだ地域なので、80代、90代の高齢患者さんたちをたくさんみてきました。 外来には、老老介護、認認介護になっている人たちもたくさんいます。 老後資金がまったくないせいで生活保護にならざ…